「小泉元首相電撃引退」の真相判明−「自分探しの旅」に出発


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小泉元首相が25日夜,電撃的な引退を決めたり理由が「自分探しの旅に出かけるため」であることが28日,明らかになった。

小泉氏の引退をめぐっては,「改革路線を否定する麻生首相に対する当てつけ」等様々な憶測が流れていた。その中でも雑誌「an・an」で先日発表された「2008年・好きな男ランキング」で,6年ぶりにランキングから名前が消えたことにショックを受けた,とする説が最も有力だったが,今回明らかになった事情で,こうした見方は否定されることとなった。

小泉氏の次男の進次郎氏(27)によると,小泉氏は首相時代に「盟友」の関係にあったブッシュ・米大統領と首相の座を下りた後も親交を保っており,まもなく8年間の大統領生活を終えるブッシュ氏と今後の人生について語り合う場面が増えたという。そんななかで最近,「自分たちは本当に政治家になるべきだったのか,いっしょに『自分探しの旅』に出よう」という話が成立したのだという。

ブッシュ氏がホワイトハウスを正式に離れる来年1月,二人の旅はスタートするが,進次郎氏によると,この旅は,政界と実業界を歩んできた二人が経験したことのない世界を体験していくものになるという。

最初の訪問先として内定しているのが,対テロ戦争で両氏にゆかりの深いパキスタン。先日,辞任を余儀なくされたムシャラフ前大統領の自宅を訪ね,1ヶ月程度滞在する計画を立てている模様だ。

進次郎氏によると,3人とも歌うのが好きだということもあり,現地で期間限定ユニットを組んで歌手デビューするという構想を持っているという。ユニット名は,3人の経歴を踏まえて日本語で「政治臭(せいじしゅう)」とする案が有力で,デビュー曲の歌詞も「ポールソン ポールソン すねないで」「衆議院 参議院 手を組んで」等,各国の政治経済情勢を反映した内容になる見通しだ。

次に訪問する先はモンゴルが有力だ。かつて中田英寿氏と横綱朝青龍が一緒にプレーして物議をかもしたグラウンドでサッカーを楽しみ,スポーツ選手としての自分の限界を見極めることになりそうだ。当初は北京を訪問して,五輪のマラソンコースを走るという案もあったが,中国側が小泉氏の入国に難色を示したため,隣国であり,小泉氏も関係の深い大相撲に縁のあるモンゴルが訪問先候補に上ったものと見られる。

インドではガンジス川僧侶としての可能性を探り,その後日本・大阪では神田川俊郎氏が主宰する神田川料理道場」に入門,料理人としての資質を見極める予定だ。さらにハワイに渡ってサーファーとしての人生をシミュレートし,ペルーでは羊飼いにチャレンジするなど,その旅は二人が「本当の自分」を見つけるまで延々と続く。
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いまさら「自分探し」をしている元指導者に長年にわたり率いられていた日米両国民は,この旅の行方を複雑な気持ちで見守ることになりそうだ。