「はやぶさ」に衝撃の事実発覚?−着陸地点は千葉県の民家

小惑星イトカワ」に着陸し,岩石の破片採取に成功したと報道されている無人探査機「はやぶさ」に,「実は宇宙に飛び立っておらず,地球上に滞在していた」という衝撃の事実がほぼ明らかになった。
発端は,「はやぶさに似た機械が飛行している様子を見た」「うちの庭に妙な機械らしきものが着陸した」という千葉県民の情報。
千葉県流山市に住む自営業のAさん(58)が「ピシッ」という大きな音で目覚めたのは22日の午前3時30分頃。庭先から聞こえた音を不審に思い庭の様子を観察すると,Aさん自慢の日本庭園に置かれた巨大な庭石の上に機械らしきものが乗っており,約5分後には静かな噴射炎をあげながら上空に姿を消していったという。早朝,Aさんが庭に出て現場を確認したところ,庭石にひびが入っており,地面には直径1cmに満たない金属球が落ちているのを発見した。午後になってニュースを見ていたAさんは,「はやぶさ」の着陸および岩石採取成功が報じられている中で出てきたその映像が,早朝に目撃した機械に酷似していたことに気付いた。誰に相談すればいいか分からず,とりあえず市役所に連絡したが,翌日になって伝えられた回答は「全く無関係であり,忘れてもらいたい。また,一切口外しないようお願いしたい」というもの。不審に思ったAさんが知人のマスコミ関係者に相談した。
また,これに先立つ17日には,千葉市上空約100m近辺で,金色に光る小型飛行物体が多数の市民により目撃されており,その形状から「あれは『はやぶさ』ではないか」「機体に『はやぶさ』という字が書いてあるのが見えた気がする」との問い合わせが警察に相次いだ。
そんな中で,はやぶさ打ち上げに関わったというBさん(29)が匿名を条件にマスコミに事実を告白,今回の件が明らかになった。
Bさんによると,「はやぶさ」が宇宙に行っていないのは事実であり,その原因は打ち上げ時のロケットへの「はやぶさ」搭載忘れだという。肝心の「はやぶさ」を搭載しない空の状態でロケットを打ち上げてしまい,これを隠蔽するためにBさんが「はやぶさ」を自宅に持ち帰ったという驚きの内容だ。Bさんは「はやぶさ」を千葉県内の実家に宅急便で送り,物置に隠していたが,センターによる遠隔操作が開始され,「はやぶさ」が信号を受信した結果,物置をぶち破り上空に飛び立ち,独自の活動を開始したという。
はやぶさ」は次々と送られてくる指令に忠実に飛行,方向転換を続けた結果,打ち上げから2年間にわたり千葉,埼玉,茨城県内を転々とし,今回,たまたま千葉県内で目撃されたものと見られている。
宇宙開発組織論に詳しい大学教授のCさんは,この事件について「にわかに事実とは信じ難いが,『はやぶさ』のロケットへの搭載を指差し確認するプロセスや,『はやぶさ』を無断で外部に持ち出したり,宅急便で送ることを禁じた内部規則が定められていなかったのではないか。内部統制の適切性の観点も含めて至急調査すべき」とコメントしている。またこの事件を受けて,米NASAではこれまでスペースシャトルで宇宙に行った乗組員全員に対して,「本当に宇宙に行ったかどうか」を確認する作業を開始した模様だ。
小惑星イトカワ」ではなく千葉の大豪邸の庭石を採取して,大事に抱えたまま今も日本のどこかを飛んでいると推測される「はやぶさ」の行く末が案じられる。