「竹中大臣発言」に占い師たちが猛抗議−細木数子さんも激怒,「地獄行き」を宣告

注意:この記事は,将来起こるかもしれない事件を妄想を交えて記したもので,少なくとも現時点においては全く事実ではありません。実在の人物・団体・事件等にも一切関係ありませんのでご注意ください。


竹中平蔵総務相の私的懇談会「通信・放送の在り方に関する懇談会」における竹中大臣のオフレコ発言が暴露され,今後の通信・放送改革の行方への影響が懸念されている。
同懇談会は今月7日にNHKのチャンネル数削減など,大幅なスリム化を含む報告書を提示。またNTTについてもアクセス網の機能分離等を求めた内容となっている。
問題となっているのはこの報告書案をとりまとめた懇談会における竹中大臣の発言。報告書案が出席者全員一致で了承され,ほっとしたのか,大臣は会議室にいた記者達に「ここからはオフレコだよ」と断った上で,「本当は民放だって効率化しないといけないんだよ。特にひどいのが朝の各局のニュース番組で出てくる『今日の占い』コーナーだ。どうして同じさそり座なのにフジテレビはトップでTBSでは最下位なの?見る方が混乱するから,民放全部で占いコーナーは一番当たるところに統一すべきだよ」「同じような番組も多すぎるね。目に余るのはやっぱり,みのもんた細木数子。どの番組でも同じことばかり言ってるんだから,番組全部まとめて1本にしちゃえばいいんだよ。電波は公共のものだから,もっと効率的に使わないとね」と発言。 たまたま取材のため現場に居合わせ,この発言を聞いた「アサヒ芸能」の記者が6月13日発売号でこの内容を暴露したもの。「アサ芸の辞書に『オフレコ』の文字はない」という常識を知らずに安易に発言した竹中大臣の不注意,というのが専らの評価だが,この発言に怒ったのが占い師達。朝の番組の占いコーナーを一本化されることはそれだけ占い師の仕事が減少することでもあるため,占い師の業界団体である日本占術協会は14日,「多様な顧客の特性・ニーズに応えるには,占いも多様化するのは必然の流れ。安易な一本化を主張する竹中大臣の猛省を促す」とのコメントを発表。同時に,総務省前では同協会に所属する様々な占い師達約290名が座り込み,竹中大臣の謝罪を求めてシュプレヒコールをあげた。占い師達は「ハーモニカ占い」「キャベツ占い」「PK占い」「肋骨占い」「オレオレ占い」「ふくらはぎ占い」など,それぞれ得意とする占いで竹中大臣の未来を占い,「年下の思わぬ指摘にドキリ!」「クールビズで短パン履いて人気者!」「ぼんやりしてミスの連続!」「あこがれのあの人から意外な一言を言われちゃいそう!」「ラッキーカラーは緑!」「青いゴム草履を履いてリフレッシュ!」など,占い結果を大声で大臣室に伝えた。夕刻には,緑色の短パン姿の竹中大臣が姿を現し,占い師たちに一礼したことで,一応の決着をみたとして座り込みは解除された。
一方,名指しされた細木さんの怒りは爆発。14日のTV番組で竹中大臣のことを「地獄に落ちる」と断言。これに対して,もともと学者の竹中大臣は「そんなあいまいなことを公共の電波を使って言うのか。せめて「いつ」「どのような」地獄に落ちるのか明言すべきだ」と反論。これに対して細木さんは翌週の番組で「遠くない将来,とんでもない地獄に落ちるのよ!」と再度断言。「全然答えになっていない」という竹中大臣の批判に対して「私に噛み付かれていること自体が地獄でしょ」と,答にならない答で議論を打ち切った。
同じく名前を挙げられたみのもんたさんは大人の対応。「オフレコ発言だからね,どうこう言う話じゃないよ」としながらも,「理不尽なことを言われても我慢しなきゃいけないのが政治家とタレントという商売だよ」と皮肉を込めたコメントも残した。
なお,この竹中発言について記者団から感想を求められた森前首相は「政治家たるもの,発言には細心の注意があるべき」と竹中氏を批判したが,この件が報道された直後から自民党および森氏個人のホームページに「お前が言うなよ」というツッコミメール約6万通が殺到,サーバーがダウンするという「おまけ」が付いた。