「適当論」(高田純次)

書評と言いつつ,申し訳ありませんがこの本,中身は読んでいません。正確に申し上げると,中身を読んでいたのは電車で私の前に立っていたサラリーマンです。
目の前に立った若いサラリーマンがおもむろに読み始めたのが,カバーも何もつけていない「適当論」。そのタイトルと著者「高田純次」のマリアージュソフトバンク新書という耳慣れない新書名,「興味のない人もせめて5冊は買ってください」という帯コピーに,私は自分が読んでいた本も忘れて,「適当論」を熟読するそこそこ適当そうな若いサラリーマンの表情からその内容を読み取ろうと努めました。
結局無理だったので,興味のある方は直接手にとっていただくか,もしくは若いサラリーマンの背後に立って中身を読むことをお勧めします。