子供のための大人の童話 ①痛風の少女ハイジ

大人になったときに知っておくべき様々な事柄を,童話の中に織り込んで子供に聞かせようというシリーズです。
第1回はご存知「アルプスの少女ハイジ」をベースにした「痛風の少女ハイジ」です。
子供のうちから痛風の怖さと対策を知っておけば,大人になった今ひどい目に遭わずに済んだのに・・・という想いを載せてお送りします。


ハイジ「おじいさーん!足の,左足の親指の付け根が腫れて痛いのー!」

アルムおんじ「どうしたハイジ・・・むっ,こ,これは・・・痛風の典型的症状だ!ヨーゼフ,ヨーゼフ!冷湿布を持ってこい!」

ヨーゼフ「ウォン!」

アルムおんじ「韓国か!」

ハイジ「おじいさん,下らないツッコミは止めて,早く湿布を貼って〜!」

アルムおんじ「ところでハイジ,お前,何で痛風なんだ?フランクフルトから戻ってきてちょっと太っているようだが・・・あ!もしかしてハイジ,お前・・・」

ハイジ「・・・おじいさん,ごめんなさい,クララにそそのかされてビールとソーセージの味を覚えちゃったの。ロッテンマイヤーさんのいじめに耐えられなくて,飲まないとやってられなかったの・・・い,痛い,おじいさーん,湿布!」

アルムおんじ「ビールに加えてストレスか・・・まさに典型的な痛風への道だな。せめてビールは発泡酒に替えることだプリン体が少なめだからな

ハイジ「うんちくはいいから,おじいさーん!・・・」