ミシュラン東京版,一般家庭に「2つ星」−世界初の快挙


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22日に発売されるレストランガイドブック「ミシュラン」の東京版に掲載される150店の内容が今日,明らかにされたが,その中で「2つ星」を獲得した一般家庭に注目が集まっている。
MICHELIN GUIDE東京 2008 (2008)

2つ星を受けることが明らかになったのは,東京都品川区の安西一彦さん(52)の妻,英代さん(49)。英代さんが作る安西家の日々の夕食が2つ星の授与対象となった。


安西家は1年ほど前,ヨーロッパから留学してきた若者2名を1週間ほどホームステイで受入れていたが,その彼らが実はミシュランの覆面調査員だったというもの。


彼らは1週間にわたり安西家の夕食を食べ続けたが,その味,プレゼンテーション,安西家のホスピタリティに大変な感銘を受け,審査会では「3つ星」の授与を提案。一般客向けに営業しているわけではないことも考慮して最終的には「2つ星」に落ち着いたもの。


それでも家庭の食卓がミシュランに掲載されるのは史上初の快挙とあって,安西さん宅の近くにある品川・戸越銀座商店街では早速「2つ星受賞記念セール」を実施,「2つ星シェフ・安西英代さんが認めた千葉県産大根1本98円」「安西さんも愛用!鹿児島黒豚切落し100g218円!」など便乗商法ともいえる動きが始まっている。


また,安西家の前には「一口でいいから安西家のご飯を食べてみたい」という数百名の近隣住民が茶碗と箸を持って押し寄せており「ご・は・ん!ご・は・ん!」というシュプレヒコールが繰り返されている。


安西さんは本紙の電話取材に対して「外出も出来ず困っている。何とかして欲しい」と,嬉しさと恐怖が入り混じった涙声で語った。