増田明美さん、「週刊新潮」記者に転身

注意:この記事には,現時点において事実ではない情報が大量に含まれています。記事中に登場する法人名・個人名等は実在のものとは一切関係がありません。その点をご理解のうえお読みくださるようお願いいたします。

元女子マラソン選手で、現在はスポーツ解説者として活躍する増田明美さんが、今月から「週刊新潮」記者に転身したことが明らかになり、各界に衝撃が走っている。


増田さんは1980年代に活躍、当時の女子マラソン日本記録を保持し、1984年のロサンゼルス五輪にも出場するなど、女子マラソン界の第一人者としての地位を確立した。
引退後はその知名度を活かして、スポーツ解説者として活躍。そして、増田さんの名声を高めたのが、駅伝やマラソンの解説ぶりだ。

駅伝やマラソンのテレビ中継は、ともすれば単調な画面と解説になりがちで、そのため視聴率も今一つ伸び悩んでいた。増田さんはそうした状況を、出場選手に対する徹底的な事前リサーチで一変させた。
レース展開が単調になり始めると、画面に映っている選手について「○○選手は走るときに左足が右足より少しだけ高く上がるんですが、これは中学時代の恩師の▲▲先生の教えで、今も忠実に守っているんですね」「○○さんはこう見えて料理が得意ということで、最近のお気に入りは黄ニラをふんだんに使ったチャーハンだそうですよ」などと、非常に細かい情報を解説に混ぜ、単調さを紛らせ、視聴者の飽きを防いでいる。

出場選手らによれば、増田さんの取材は非常に物腰が柔らかく穏やかであるため、つい何でもしゃべってしまいたくなる、という。
こうして獲得した情報をテレビ放送で用いることで、テレビ局は視聴率アップが、出場選手は名前を覚えてもらえる効果が、そして増田さんは次々に解説の仕事が舞い込むという相乗効果が生まれてきた。

しかし最近は、「もっと意外な情報を伝えないと」というプレッシャーのせいか、増田さんの事前取材は度を超えた執拗なものとなっているという。
かつてはレース前の2〜3分程度で済ませていた事前取材を、レース3か月前から数十回にわたり自宅を訪問して色々な話を聞きだし、時には選手を密かに尾行してそのプライベートを確認する作業まで行っている模様だ。
その結果、テレビ画面に映っている選手について、「○○選手、現在お付き合いされている■■株式会社にお勤めのA子さんと近々結婚したいと考えていて、レースが終わったらプロポーズする計画を密かに練っているそうですよ」などと、選手の親ですら知らない個人情報を生放送で暴露するケースが頻発。
視聴者にとってはどうでもいい情報でしかなく、一方の選手にとっては知られたくないプライベートを勝手に暴露されてしまうということで、「誰も得をしない情報公開」(マスコミ関係者)が目立ち始め、テレビ局も増田さんの起用を徐々にためらうケースが増え始めているという。

そうした状況に目を付けたのが「週刊新潮」を発行する新潮社だ。
週刊文春」のライバル誌として歴史を重ねているが、近年は「文春砲」のスクープ力に後塵を拝するケースが続いており、「抜本的な取材力強化が必要」(新潮社首脳)として対策が検討されていた。
そこで白羽の矢が立ったのが増田さんだという。「取材対象者の口が軽くなるホンワカした風貌やしゃべり方と、情報獲得に対する恐ろしいほどの執念」を兼ね備えた人材として狙いをつけ、約2か月の交渉の結果、新潮の専属記者契約を締結することに成功したという。

早速、新潮記者として活動を開始した増田さんだが、「芸能・スポーツ関係者の秘密ネタをスクープしてほしい」という編集部の期待とは異なり、「超大物を狙う方針」(編集部関係者)にこだわっている模様だ。
「チマチマした芸能ネタなんて関心ない。世界を驚かせるようなテーマに取り組みたい」として、編集部の許可を得ない形で、潜行取材を繰り返しているという。
増田さんのごく親しい友人によると、現在ターゲットとしているのは「加計学園問題」「トランプ大統領をめぐるロシア・ゲート」の2テーマ。

加計学園問題については、繰り返し国会で議論されたものの、野党の追及不足により事実上の幕引き段階に入りつつあるが、増田さんはこれまでマスコミに何も語っていない加計氏本人を直撃。
「逃げても逃げても走って追いかけてくるしつこさ」(学園側関係者)に根負けする形で、既に加計氏本人の独占インタビューに成功している模様だ。
インタビューの内容は一切明らかになっておらず、今月下旬の週刊新潮に掲載されるのではないかと噂されているが、「首相には前々からお願いしていた」などという衝撃的な発言が出たのか、あるいは「加計さん、子供の頃のあだ名は『おじさん』だったそうですよ」などという、増田さんらしいスクープに終わるのか、政界関係者は固唾を飲んで見守っている。

また、ロシア・ゲートについては、トランプ大統領と事実上決別した元参謀のスティーブン・バノン氏に無理やりコンタクト。「ちょっと太り過ぎで顔色悪いんじゃありません?」と話しかけ、五輪マラソンランナーという経歴を活かして、バノン氏の体質改善トレーナーを無料で引き受ける形で懐に飛び込んでいる模様だ。
ニューヨークのセントラル・パークで、バノン氏に並走しながら様々なアドバイスを繰り出している増田さんの姿が何度か目撃されており、「相当親しい関係に見えた」(目撃者)という。
バノン氏が仲介する形で、ロシア・ゲート関係者にも数度にわたるインタビューを終えている模様で、どのような記事が週刊新潮に載ることになるのか、ホワイトハウスも神経質になっている模様だ。

疑惑を裏付けるような衝撃的な情報が暴露されるのか、それとも「トランプ大統領冷え性で、五本指の靴下を愛用しているんですって。なんか可愛いですね」といったネタに終わるのか、世界を大きく変えるかもしれない増田さんの今後の取材対象に、より一層の注目が必要だ。