オシム監督の意外な副業が発覚−九州地区でタレント「ばってん荒川」さんとして活躍


注意:この記事は,将来起こるかもしれない事件を妄想を交えて記したもので,少なくとも現時点においては全く事実ではありません。実在の人物・団体・事件等にも一切関係ありませんのでご注意ください。


サッカー日本代表監督として初陣で白星を挙げたイビチャ・オシム監督が,九州地区で活躍するローカルタレントの「ばってん荒川」さんと同一人物であることが13日,発覚した。
これは同日に発売された文藝春秋に掲載されている「独占スクープ・オシムの真実」で明らかにされているもの。
筆者であるスポーツライターの若松亮さんによれば,もともと親日派として知られるオシム監督は,日本の伝統芸能にも強い関心を持っており,男性が女性に扮して行う大衆芸能にも惹かれていたという。
九州地区で数十年の活動歴を誇るばってん荒川さんは,男性が女装しているタレントの代表格。ただ,ばってん荒川に扮する本名・加藤光次郎さん(78)は高齢による体調不良に悩まされ,10年ほど前から引退を考えていたが,根強いファンの声に負けて現役を続行していた。そんなときにばってんさんの舞台を見るために劇場に姿を見せたのがオシム現監督。オシム監督を一目見た加藤さんは「この人なら二代目ばってん荒川が務まる」と直感,早速熱心に二代目就任を要請した。もともと興味を抱いていたオシム監督はこれを快諾し,2002年,二代目ばってん荒川が誕生することとなった。ただ,交替がばれるとファンから抗議が来る恐れもあったため,一般には公表せず,密かに入れ替わるという手法で芸能活動を開始した。
熱狂的なファンからは「最近,顔の彫りが深くなったような印象がある」等の指摘を受けていたが,全ては年齢のせい,ということでごまかしながら芸能活動にまい進,大半のファンからは気付かれないまま今日に至っているという。
オシム監督が日本代表監督への就任要請を受けた際,かなり慎重な姿勢を示したが,これはジェフ千葉に対する配慮ではなく,「ばってん荒川」としての活動に制約が生まれるのではないか,という懸念が理由だったと若松さんは指摘する。
若松さんは,今回敢えて公表した理由として,①最近,日本代表監督として選手を指導する際に「さっさと走らんね」など,うっかり九州弁っぽい言葉で檄を飛ばす場面が散見され,選手の間で「ひょっとしてばってん荒川ではないか」という噂が出ていたこと ②日本代表監督就任以来,多忙さで二束のわらじの生活に限界が見え始めていたこと をあげている。今回の公表で,時間がなければばってん荒川としての営業先から直接,そのままの姿で日本代表の練習や試合に参加することが可能となり,着替えやメイク落しの時間が省ける,としている。
日本代表チームを率いるばってん荒川を生で見ることが出来る日も近そうだ。