サラリーマン110番(27) JRで通勤する私

<相談内容>
28歳のサラリーマン。毎日,JR線で通勤しています。
3ヶ月ほど前のことですが,会社の最寄り駅で下車して改札を通過する際,「Suica」定期券と間違って,会社のIDカードをタッチさせてしまいました。すると,「残高」欄になぜか「25万円」という数字が表示されたのです。職場でこの話を同僚にしたところ,皆面白がってJRの改札口に行ってIDカードをタッチさせたのですが,そこで表示された「残高」は全くバラバラで,最低は「3,000円」から最高は「9,500万円」まで,ものすごい開きがありました。
出てきた残高とIDカードの持ち主を一覧表にしたところ,一目瞭然,その数字はおそらく「サラリーマンとしての市場価値」ではないか,という結論で一致しました。
個人的には「25万円」という低価格に愕然としたのですが,「これが市場価値ならば,自分を磨くことでその価格は上がるはず」と考え,日々自己研鑽に励むことにしました。以下は,私が取り組んだ事柄(取組み順)と,その結果として出てきた「残高」です。

  • 英会話の勉強20時間でTOEIC30点アップ→残高26万円
  • 筋トレで体脂肪率5%ダウン→残高85万円
  • 男のエステ3回で美肌度アップ→残高110万円
  • 過去の仕事上の失敗原因を詳細に分析→残高150万円
  • 新堀ギター教室で「禁じられた遊び」修得→残高95万円

目的意識のない英会話がほとんど評価されない一方,意外にも「体脂肪率のダウン」が市場価値上昇に非常に効果的だということが判明しました。やはり自己管理が重要だということだと解釈しています。ただ,なぜギター教室に通うと市場価値が下落するのかがやや分かりません。仕事上の能力には関係ない道楽にうつつを抜かしている,という評価なのでしょうか。
それにしても,一体どういう仕組みで,このような残高が表示されるのか分かりません。改札機の中はどうなっているのでしょうか?


<回答>
JRに聞いてください。