東京電力,中高年男性を活用した発電事業を開始−電力不足対策で


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東京電力が世界初の試みとして開始した,中高年男性を活用した発電事業で成果を挙げつつある。


記録的な猛暑と原子力発電所の運転停止が重なり,関東地区では17年ぶりの電力需給調整が実施されるなど,電力不足が深刻化している。
東京電力では,他の電力会社等からの電力購入と休止中の火力・水力発電所の運転再開等で乗り切る構えだったが,9月にかけて電力消費量がさらに増加することも想定されるため,追加対策の必要に迫られていた。



そんななか,同社が着目したのが電力中央研究所が発表した研究成果。

中高年の男性が主に若者を怒鳴りつける,いわゆる「カミナリを落とす」行為を研究した結果,カミナリを落とす瞬間に実際に電気が発生していることが判明したというもの。
カミナリを落とされると思わずビクッとするのは,電気ショックを受けることによる生理的反応である」という説明に納得した東京電力では「これを何とか活用できないか」と同研究所に相談。
同研究所では,「発生させた電気をどうやって溜めるかが問題」として,研究で提携していた三洋電機に話を持ち込んだところ,同社のヒット商品である「エネループ」を活用するプランが浮上した。

カミナリを落とす人間が背中にエネループを元に開発した人間充電器を背負い,発生させた電気を電池に溜め込んでいくというものだ。
エネループはこれまでの充電式電池と異なり,充電後の時間経過とともに蓄積されたエネルギーが消失する「自然放電」が最小限に抑えられるため,この方法が可能になったという。



東京電力では,全国各地の60歳以上の「カミナリ親爺」「頑固ジジイ」と呼ばれる男性をリストアップし,個別説得のうえ電力供給契約を締結してきた。

8月末現在で既に50万人の「カミナリ親爺」らとの契約が成立しており,これらの男性は充電器と電池を背負って全国各地の繁華街に繰り出し,夜遅くまで遊んでいる若者らにカミナリを落としまくり,発電も順調に進んでいる

充電が完了した電池は東京電力が提携するヤマト運輸により東京に搬送され,これらの電池を使うことで「既に中規模の火力発電所1箇所に相当する電力確保が可能になっている」という。

全国各地の繁華街では,これらのカミナリにより若者らの非行も急速に減少しているといい,エネルギー問題と教育問題をまとめて解決するという思わぬ効果が得られた形だ。


東京・渋谷など,一部の繁華街ではカミナリを落としに行った中高年男性が若者らに逆にボコボコにされるケースも発生しているが,電力中央研究所では「このような若者の行動からも電気が発生している可能性が高い」として,今後調査を進めたいとしている。