夏の甲子園,選手宣誓に新方式−「全国一の選手宣誓」選考へ


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オリンピック等の影響を受けて,例年より1週間早く始まった夏の甲子園だが,開会式を飾る「選手宣誓」の選考方式が来夏から大きく変わることが5日,内定した。



以前は開会式直後の第1試合の出場校主将が務めていた宣誓だが,現在では,希望するチームの中から抽選で決定されている。

しかし,今回の参加55チーム中,抽選にエントリーしたのは34チームのみで,21チームは「試合に集中できなくなる」などという理由から辞退している。

かつて非常に人気の高かった選手宣誓の地位が大きく低下したという印象を受けざるを得ないが,一方では地方大会などで非常に感動的な選手宣誓を行える選手が埋もれているのも事実。

こうした現状を踏まえ,高野連では,来年から「野球の選考と,選手宣誓の選考を完全に切り離して行う」という試みを行うことを内定させたもの。



現在高野連で検討中の開催要項によれば,「宣誓甲子園」(仮称)は,野球の本戦とは全く無関係に,全国の高校の野球部に所属している全ての選手がエントリー可能。

野球の予選よりも1週間早く開幕し,トーナメント方式で対戦・勝ち抜きしていき,7月中旬までに県代表の宣誓選手が決まるもの。

試合では,「声量」「表情」「内容のオリジナリティ」「オチの付け方」等,20もの審査項目を5名の審査員が採点,勝敗を決めていくというものだ。



全国の代表が出揃った7月下旬から,一足早く甲子園のグラウンドで「宣誓甲子園全国大会」が始まる。

「宣誓の怪物」「超高校級の宣誓」「30年に一人の逸材」などというニックネームがつけられる有力選手らも交え,トーナメント方式で闘っていき,約1週間で全国一の選手が決定する。優勝した選手にとっては,野球の本戦の開会式が表彰式兼閉会式に当たることになる。



来年からは,これまでとは比較にならない驚愕・感動の選手宣誓が見られることは間違いなさそうだ。