民主党が有力ポスト新設‐「連立与党合同大忘年会」実行委員長選任へ

注意:この記事には,現時点において事実ではない情報が大量に含まれています。記事中に登場する法人名・個人名等は実在のものとは一切関係がありません。その点をご理解のうえお読みくださるようお願いいたします。



衆院選の圧勝劇で所属国会議員数が急増し,配分ポスト不足に悩んでいる民主党に,近々新たな「有力ポスト」が登場する見通しとなり,誰が就任することになるのか党内外の注目を集めている。


新設されるポストは「連立与党合同大忘年会実行委員長」。その名の通り,12月28日に予定されている連立与党所属国会議員全員が一堂に会する大忘年会の幹事役だ。
単なる宴会部長じゃないか」という冷めた見方もあるが,3日の記者会見で小沢幹事長が「連立与党の国会議員全員を招く忘年会の幹事役ほど,政治家としての力量の総合力を試されるポストはない。あいさつ,乾杯の音頭,中締めを誰に割り当てるのか,そして席順をどうするのか,料理や酒は誰の好みを重視するかなど,気配りすべきポイントは山ほどある」と発言。
この一言で一気に,委員長ポストが「次期重要ポストへの登竜門」として注目を浴びることになったものだ。


現時点で有力候補とされているのは,野田佳彦松原仁の両代議士だ。

いずれも当選回数や実力に見合った人事上の処遇を得ているとは言えない面々であり,地元後援会から失望の声が上がっているだけに,各陣営とも今回のポスト獲得に不退転の決意で臨んでいる模様だ。

民主党筋によれば,7日に小沢幹事長がこれらの候補者を呼び,1対1の密室内で,それぞれの忘年会の企画内容をプレゼンテーションさせる予定だという。
プレゼン直後にその場で委員長を指名する見通しだとされていることもあり,現在,各陣営ともプレゼン内容の調整に不眠不休で取り組んでいる模様だ。


野田陣営の目玉は,忘年会に付きものの「かくし芸大会」であり,いわゆる「小沢ガールズ」を含む新人議員らによる「AKB48」,閣僚・副大臣政務官全員による「EXILE」など,全ての出席者が少なくとも一度は舞台に立つような全12プログラムを提案する見込みだ。

一方の松原陣営も「かくし芸大会」を軸とするプレゼンという方向は同じだが,若さをアピールするために,プロのコーチを招いてコルテオ」並みの本格的なサーカス芸を40代以下の全議員で実演させるという。

小沢幹事長を前に,かくし芸のシミュレーションを見せるという修羅場を迎えることになる両代議士の戦いは,残念ながら非公開となる予定だが,幹事長からは既に「かくし芸の練習を理由に国会を欠席することは厳禁」との通達が出されており,与党代議士は「芸と国会審議のクオリティの両立」という難しい課題に悩むことになりそうだ。