スティーブ・ジョブズ氏逝去で「大喜利」ブーム到来


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世界中から惜しまれつつ10月5日にこの世を去ったスティーブ・ジョブズ氏。その逝去をきっかけとして,全世界的な「大喜利」ブームが到来しようとしている。



発端となったのは本格的伝記「スティーブ・ジョブズ(1・2)」の発売だ。
ジョブズ氏が日本びいきであることは前篇1で言及されているが,11月2日に発売された後篇2では,TV番組「笑点」の大喜利コーナーの大ファンであることが披露されている。
ジョブズ氏と言えば,その卓越したプレゼンテーション能力が特に有名だが,この伝記で彼は「大喜利は,聴衆の意表を突くファンタスティックな回答を短時間で導き出す芸術だ。究極のプレゼンであり,私はこの番組を毎週見てトレーニングを重ねてきた」と語っている。



そして,後篇2の「あとがき」の後には,一つの「お題」が掲載され,この伝記の読者に広く回答の応募を求めているのだ。
お題は
ipodipadiphoneを次々にヒットさせてきたアップル社が,絶対に手を出さない『iシリーズ』とは?」。



締切は2011年12月31日(消印有効)。全世界での発売部数から推測して,少なくとも200万通以上の応募が予想されるが,最優秀賞1名にはアップル社から「驚愕のプレゼント」が贈られる。
また,優秀賞100名には大喜利らしく,生地に初代マッキントッシュ以来全てのアップル社製品がデザインされた「アップル座布団」が提供されるという。
気になるのは「驚愕のプレゼント」の内容だが,アップル社CEOのティム・クック氏は記者の取材に「圧倒的なイマジネーションを感じさせる作品が投稿されれば,すぐにでも私は引退する用意がある」とつい漏らしてしまい,「プレゼント=CEOの座」であることが判明。



笑点」のメンバーである桂歌丸さん,三遊亭小遊三さん,山田隆夫さんらは「大喜利界のフロントランナーとして,最優秀賞は譲れない」と,年内いっぱいは「笑点」の収録を中止して今回のお題に対する回答を考え抜く方針だ。
リーダーである歌丸さんは「何となくジョブズさんに似ている」と他のメンバーから言われ,「いやあ,俺はあんな大物じゃないから」と照れながらもまんざらでない様子。
果たして歌丸さんがアップル社次期CEOに就く可能性がどれくらいあるのか,また日本発祥の大喜利に対して,世界各国からどのような回答が寄せられるのか。
結果が発表される来年2月2日が待たれる。