トランプ大統領、「ポイントカード」を発行−外交戦略の切り札か


注意:この記事には,現時点において事実ではない情報が大量に含まれています。記事中に登場する法人名・個人名等は実在のものとは一切関係がありません。その点をご理解のうえお読みくださるようお願いいたします。


トランプ米大統領が、個人名で「ポイントカード」を各国首脳などに発行し、獲得ポイントにより様々な特典を付与していることが24日、明らかになった。


これは、日本政府首脳の米国出張日程に関する本紙の取材で判明したものだ。
本紙記者が、日米新貿易協議(FFR)のため米国出張に向かう日本政府高官の旅程等を調べたところ、米国での宿泊先の大半がトランプ系列のホテルになっていることが判明。
公費での出張旅費が結果としてトランプ氏個人の蓄財に貢献することになれば問題だとして、ホテル側に宿泊費の支払者名の開示を求めたところ、「一連の宿泊費は全て、『トランプポイントカード』で貯まったポイントで支払われている」との回答があったものだ。


共和党関係者によれば、このポイントカードは、トランプ大統領が会談した世界各国の政財界の重要人物に、直接手交しているものだという。日本でこのカードを保有しているのは安倍首相のほか、ソフトバンク孫正義会長等、数名に過ぎない模様だ。
そしてこのカードには、大統領が会談等の内容にどの程度満足したかにより、ポイントが付与される仕組みになっているという。
ホワイトハウス関係者によれば、「米国を訪問して大統領と会談すると1回につき5ポイント」「海外での会談は3ポイント」「電話による会談は1ポイント」等、詳細なポイント付与ルールが決まっている。また、「米国にもたらす利益1億ドルにつき10ポイント」「トランプ大統領を称賛するツイートや声明1回に付き1ポイント」等、面談以外でもポイントが貯まる仕組みになっているという。


この関係者によれば、北朝鮮金正恩氏もシンガポールでの会談で3ポイントが付されたポイントカードを受け取っているという。一方で、トランプ大統領を激怒させたドイツのメルケル首相は、貯まっていたポイント全額を無効化された模様だ。


そうしたなかで、現在最も多くのポイントを獲得しているのは、日本の安倍首相だという。
「全部で1万ポイントを超えているのではないか」(関係者)という巨額のポイントには、「イージス・アショア」等、今日的に効果が疑問視されている巨額の防衛装備品購入も寄与しているものと見られる。
なおポイントには有効期限があるため、先のFFR協議出張での宿泊費支払いに充てたというのが真相のようだ。ただ、トランプホテルは「1泊1室あたり3ポイント程度」(関係者)であるため、ポイント残高はまだ相当残っている模様だ。


こうした事態は、永田町・霞が関に複雑な波紋を投げかけている。
外務省筋は「外交交渉でいわゆる貸し借りを作るのはよくあることで、今回の貸しを、次回交渉を優位に進める材料にするのが普通。トランプ大統領は、ポイントカードを使って外交を全てポイント化してしまうことで、ビジネス界の流儀を持ち込もうとしているのではないか」と強く警戒している。
また立憲民主党等の野党は、「いったいどうやって1万ポイントも貯めたのか。ポイント獲得履歴を国民に公開すべきだ」と徹底追及する構えだ。


官邸筋は、現時点ではポイントカードの存在自体を強く否定している。
しかし25日の朝鮮中央放送では、金正恩夫人が「イヴァンカ・トランプ」ブランドとみられるドレスを着用した姿が報じられており、「正恩氏がポイントで交換して入手したのではないか」と囁かれるなど、「ポイントカードは確実に存在する」との見方が有力だ。


このポイントの存在が今後の日米関係をどのように左右することになるのか、注目が必要だ。