宮内庁が平成19年から「歌会始」を大改革−「替え歌」部門も登場

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宮内庁は26日,平成19年から歌会始を大幅に改革することを発表した。
歌会始では,青少年の活躍も一部にあるものの,全体として応募者の高齢化が年々進んでおり,今回の大改革はこれを憂慮し「もっと幅広い国内外の国民の参加を得るべきでは」という皇后陛下の発案によるもの。
発表によると,平成19年から歌会始は従来の短歌部門に加え,「替え歌部門」「小噺部門」が設けられるという。「替え歌部門」は,宮内庁が前年を代表する一曲を御題として選び,その詞を面白おかしく作り替えるもの。応募作の選考には天皇・皇后両陛下が自らあたるという熱の入れ様で,「10作程度を入選としたい」という。御題として選ばれる曲は現段階では未定であるが,「大晦日日本レコード大賞の結果も参考にしたい」(宮内庁)としており,大賞受賞曲がそのまま御題となる可能性が高いようで,「青春アミーゴ」等が有力視されている。
一方,「小噺部門」は御題に沿った内容の小噺(字数100字以内)を作成するもので,海外からの応募も意識して「アメリカンジョークも可」(宮内庁)としている。第1回の御題は未定ながら,宮内庁では「本来の短歌部門と御題を揃えたい」とする意見が強く,小噺にも短歌にも使えそうな御題として「豚」「麺」「鮫」「髪」「酒」等が候補にあがっているという。小噺部門の選考には「民間仕込みの抜群のユーモアセンスを期待したい」と雅子妃殿下が直接当たられることになっており,「最も大笑いできた5作品程度を入選作としたい」というご意向のようだ。
替え歌部門・小噺部門ともに,入選者は短歌部門同様,皇居・宮殿「松の間」に招待され,講師・発声・講頌(詠者)により自らの作品を天皇陛下の前で朗詠されるという名誉に浴することになる。しかし一方で,「誰が替え歌や小噺を朗詠するのか」という点については未定で,今後1年を費やして適切な人材を検討することになる見込みだ。宮内庁では「今回の改革は第一歩に過ぎない。これが成功したら,今後どんどん部門を増やしたい」と意気込んでいる。