騒音おばさん・総理大臣への道(中編)

注意:以下の内容は,将来起こるかもしれない事件をシミュレーションしたもので,少なくとも現時点においては全く事実ではありません。実在の人物・団体・事件等にも一切関係ありませんのでご注意ください。

(前編からつづく)

  • 鳥取県のUターン・Iターン促進事業である「鳥取県へさっさと引越し!」キャンペーンのキャラクターとしてCMに登場,山陰地方における人気を不動のものにし,ローカルタレントとしては北部九州の「ばってん荒川」に匹敵する地位を固める。
  • 各党から参院選への出馬打診が相次ぐが,「有罪判決を受けて刑期を終えたばかりの身なので」と固辞。この姿勢がさらに好感度アップにつながる。
  • 高圧系おばさんキャラがややかぶり気味の細木数子氏が出演番組で「おばさんバッシング」を開始。おばさん自ら直接番組に生出演して,細木氏の「あんた,死ぬわよ!」宣告にもめげず一方的にがなりたてて番組ごと粉砕。以後,細木氏のメディア露出が急減する。(第一次おばさん抗争)
  • 2008年の衆院解散を受けての総選挙で自民党の出馬要請を受けて立候補。選挙事務所に掲げられたキャッチフレーズは「ワイルドアンドセクシー」。ぶっちぎりの圧勝で見事初当選を決める。
  • 国会初登院の日。柄にもなく緊張したおばさんが駆け込んだトイレでぶつかった相手はなんと田中真紀子氏。これまたキャラのかぶるライバル同士の初対面となった。

(つづく)