食事をするシチュエーションの限界


最近,電車に乗る度に思うことがあります。
「よく,こんな場所で物食えるな!」
今日は,朝のラッシュ時の満員電車でつり革につかまりながらパンを食べ,缶コーヒーを飲む人を見かけましたが,つり革につかまることすらできないのに食べる人も時々見かけます。
年々,「こんな場所で物食うの?」というシチュエーションが拡大する,いわば「食事マナーの温暖化現象」が進んでいる気がしてなりません。
1985年 通勤電車のロングシートに座りながらパンを食べる人を発見
1990年 通勤電車で床に座り込んでおにぎりを食べる人を発見
1995年 通勤電車でロングシートに座ってスルメを齧りながら日本酒を飲む人を発見
2000年 通勤電車でつり革につかまりながらパンを食べる人を発見
2005年 通勤電車で超ギューギュー詰めなのにコーヒーを飲む人を発見
今後はこういうこともあるのでしょうか。
2010年 
大相撲で土俵に上がった力士が仕切り直しの度におにぎりを食べる。味が薄ければ塩で調節。口の周りにご飯粒を付けたまま「制限時間一杯です」!
2015年
株主総会で議長を務める社長がポテトフライを食べながら議事進行。
2020年
国会の党首討論で首相が枡酒とうるめいわしを片手に野党党首に反論。
2025年
レストランでウエイターがハンバーガーを食べながら「お待たせしましたー,ハンバーグステーキセットでーす」
2030年
冬季オリンピックIOC会長がホットドッグを頬張りつつ開会宣言。