一歩踏み込む節電生活(4)皆で昼寝

注意:このコラムは,今後ますます求められることになる節電のための努力について,あらゆる可能性について検討,提案を行うための材料として掲載しています。したがって,提案内容の実現性については何ら保証いたしませんのでご留意願います。


関西電力も,法人・個人を問わず,一律15%節電への協力要請を開始しました。
家庭については,特に13時から16時の間の節電に重点的に協力することを求めているようです。

そこで提案したいのが「集団昼寝」です。

13時から16時と言えば,だれもがまどろむ「お昼寝タイム」。

ただ,それぞれの家庭でエアコンを効かせて昼寝してしまっては節電にならないし,かといって窓や玄関を全開にして風に吹かれながら昼寝するのも,防犯上気になるところです。

そこで,それぞれの地区で50名〜100名程度がゆったりと横になれるスペースを確保し(公民館や市民センター,マンションであれば集会所等が考えられます),地区の住民が集まって一斉に昼寝をしてもらいます。

もちろん自宅を出る際には冷蔵庫等以外の電源は全て切ってもらい,待機電力消費も削減します。お昼寝スペースでもある程度空調を効かせる必要はあると思いますが,トータルで見ればおそらくかなりの節電効果があるものと思われます。


仕事で疲れ切って自宅に帰ると,たっぷり昼寝をしたおかげでやたらと元気一杯の家族が待ち構えている…。
個人的にはあまり想像したくありませんが,節電のためならこれくらい,止むを得ないことかと思います。