2012年を代表する「ワイルド７」たち

コラム欄

流行語大賞を獲得した「ワイルドだろぉ」にちなみ，2012年に様々な意味でワイルドぶりをいかんなく発揮した，7人をご紹介いたします。
皆様が2012年を振り返る際の一助となれば幸いです。

その１　野田佳彦（前・内閣総理大臣）

惨敗することが分かっているタイミングで，周囲の誰にも相談せずに突然衆議院を解散させたワイルドな奴。
外見がマイルドなだけに，その落差は衝撃的でした。
今振り返ると，民主党から就任された3名の総理大臣は，形こそ違え，それぞれにワイルドでした。

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その２　ヒラリー・クリントン（米・国務長官）

在籍4年の間に100カ国以上を歴訪するという超ハードスケジュールをこなしてきたワイルドな奴。
特に今年7月には，13日間でフランス→アフガニスタン→日本→モンゴル→ベトナム→ラオス→カンボジア→エジプト→イスラエルを回るという驚異的なワイルドぶりを発揮。過労で体調を崩すのも無理はありません。
いまどき，学生の卒業旅行でもこんな強行日程はあり得ません。

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その３　森口尚史（元・東大附属病院特任研究員）

どう考えてもすぐにバレる嘘を大々的に公表，結果的に世界中のマスコミの大バッシングを浴びたワイルドな奴。
記者の質問攻めにあってパニック状態に陥った会見の映像は，観る者全てをドン引きさせたのは記憶に新しいところです。

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その４　猫ひろし（芸人兼ランナー）

オリンピック出場のためにカンボジア国籍取得をしたものの，結果的には出場がかなわなかった，ワイルドな奴。
同じ系統の人として，女子ボクシングでオリンピック出場を狙った山崎静代さん（しずちゃん）もいましたが，こちらも残念な結果に終わりました。
ただ，先日の全日本選手権では，エントリーした選手が2名しかいない中，相手が棄権したため1試合も戦わずに王者に輝きました。

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その５　松崎しげる（歌手・俳優）

唯一のヒット曲「愛のメモリー」ばかり14曲（全て別アレンジ）を収録したアルバム「愛のメモリー35th Anniversary Edition」を発売した，ワイルドな奴。
収録曲は以下のとおり。
なお，正確には「アルバム」ではなく，「メガボリュームシングル」というそうで，価格も1,000円とお求めやすくなっております。

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その６　ドクター中松（発明家・立候補家）

落選することが分かっていながら，「東京都知事選」と聞くと我慢できず，意味不明な公約とともに立候補してしまう，ワイルドな奴。
ちなみに過去立候補時の得票数と得票率の推移は以下のとおり。
得票数は今回選挙で過去最高を更新。

2012年　129,406票（1.95％）
2011年 　48,672票（0.80％）
2007年　 85,946票（1.54％）
2003年　109,091票（2.46％）
1999年　100,123票（1.82％）
1995年　出馬せず
1991年 27,145票（0.59％）

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その７　ポピアン（大阪府のゆるキャラ）

近年のゆるキャラブームに乗り，2012年「全国ゆるキャラグランプリ」にエントリーしたが，そもそも何者なのかがよくわからないキャラクターが災いして，エントリー総数865名中の最下位に輝いたワイルドなキャラ。
ちなみに，ゆるキャラグランプリは，1位から最下位まで全部公開される，透明性の高い，徹底実力主義のコンクールです。
なお，2011年のグランプリで「不正投票疑惑」で話題になった西国分寺の「にしこくん」ですが，今年も44位と上位に入っております。


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