ビリーズ・クック・キャンプ（３）簡単手打ちうどん

はーい，ビリーだ！皆，汗かいてるかい？
ビリーも週末はエクササイズで健康な汗を，平日は仕事で冷や汗を大量にかいてるぜ！
「動かざるもの食うべからず」をモットーにしたこのキャンプも3回目！今日は「うどん」だ！
このうどん作り，よくこねて寝かせた後で「のし」「切り」という作業があるんだが，これが初心者にはちょっと難しいから，今日は簡単にやる方法として「パスタマシーン」を活用するぞ！

まずは材料だ！（2〜3人前）

中力粉　300g（なければ強力粉と薄力粉を適当な割合で混ぜる！強力粉が多いほどコシが強くなるぞ！）
塩水　130〜150g（水9：塩1の重量比で作っておこう！）

大きめのボウルか，こね鉢に粉を入れよう！ちなみにこいつが我が家のこね鉢「ロナウジーニョ君」だ！

ロナウジーニョ君に粉を入れるとこんな感じだ！

ここに塩水を入れて，粉に満遍なく水分を行き渡らせよう！これを水回しというんだ！

前回作ったフォカッチャと比べると，水分量が少ないように感じるが，これがうどんというものだ。さて，ある程度水分が行き渡ったら，とりあえずくっつけて全体を一つにまとめてみよう！少し粉っぽいところも残っているが，まとめてみるとこんな感じになる。

うどんの場合，普通はここから生地をビニールなどに包んで足で踏んでこねるんだが，今日はエクササイズだから，限界まで手でこねてみよう！上半身だけで50kg以上の体重があれば，両手に上半身の重みをかければ足で踏むのと同じ効果があるから大丈夫！
5分くらい，体重をかけて伸ばして折りたたんで，という作業を繰り返すとこれくらいの状態になる。

ただ，上半身だけで50kg以上の体重がない人は，これ以上手だけできめ細かにするのは無理なので，「ジップロック」の厚めのビニール袋に入れて，いよいよ足踏み開始だ！
足で踏むだけなら楽じゃん！と思っている君！それは大間違いだ！生地全体が均一に混ざり合い，しっとりとするようにと意識しながら足裏に力を込めて伸ばしていき，時々袋の中の生地を折りたたむという作業を15分くらい続けていると，額に汗が浮かび始めるはずだ！
ちなみに，足で踏んづけている最中に「この野郎！」などと思わず口にする人もいるが，憎しみを込めてうどんを踏むと味に影響するから，無の心境でやるのが一番だ！そのほうがリフレッシュできるぞ！
さあ，踏み終わるとこんな感じになる。なめらか感が出てきただろう？

乾燥しないように，ラップに包んだりして寝かせよう！できれば冷蔵庫で12時間くらいかけるのがいいが，時間がなければ室温で2時間くらいでもまあOKだ！
さてその間，分かってるだろうが，君が寝るのはNGだ！今日は時間がたっぷりあるので，外にウオーキングに出かけてみよう！時速7kmくらいで2時間，外を歩き回るんだ！同じ場所ばかり歩いていると不審者扱いされるから，予め10〜15kmの散歩ルートを考えておいてくれたまえ！

君が汗だくで戻ってきたら，うどんの生地もすっかり様変わりだ！