FIFA,選手のマナー向上に「ブルーカード」導入へ

注意:この記事は,将来起こるかもしれない事件を妄想を交えて記したもので,少なくとも現時点においては全く事実ではありません。実在の人物・団体・事件等にも一切関係ありませんのでご注意ください。


ジダンの頭突き問題がいまだに尾を引くサッカー界だが,FIFAはサッカー選手の試合中の行為が子供達に与える悪影響を回避する切り札として「ブルーカード」制度を導入することを内定した模様だ。

これは,選手達が試合中,試合外を問わず「人間として賞賛すべき行為」を行った場合に選手に与えられるもので,5枚獲得するとPKの権利に引き換えることが出来る,というもの。

例えば,試合中にピッチに落ちていたゴミを拾ったり,ピッチに落ちていたお金を拾って交番に届けたりすると,ブルーカードが示される。ただ,カード狙いで自らこっそりゴミを置いておき,これを拾うような行為は逆に一発レッドカードになる。

また,「試合中だけ善行をする偽善者を生むだけ」という批判を予想して,選手の試合外での行動もチェックする。FIFAに登録された覆面審判員が選手の日常行動を監視,横断歩道でおばあさんの荷物を持ってあげたり,町内会活動で「火の用心」を呼びかけながら町内巡回したりすると,選手に近寄ってニッコリ笑ってブルーカードを渡すという。

このルールの導入に備え,スペインのレアル・マドリードは選手の大幅入替を断行する方針で,「銀河系最強の善人集団」作りに力を入れる模様だ。

サッカー界の勢力地図が大きく変わるルール変更がいつから適用されるかは現在のところ未定だ。