2020年五輪開催に向けた東京の「秘策」が明らかに

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いよいよ9月7日に決定される2020年夏季オリンピック開催地。
その日行われる最終プレゼンテーションで,「チーム東京」が披露する「切り札」の内容が18日,明らかになった。


最終プレゼンテーションでは,他の候補都市であるイスタンブールマドリードは,それぞれの個性を活かした派手な演出を行うものと見られる。

関係筋によれば,イスタンブールは,名物スイーツである「トルコアイス」を用いた演出を行うものと見られている。「まるでゴムのように伸びることで知られるトルコアイスを,ビヨ〜ンと伸ばし,会場のIOC委員の身体に巻き付けるパフォーマンス」(関係筋)が披露されそうだ。

またマドリードは,会場にスペイン伝統の闘牛を連れ込んで客席に放ち,他候補地を支持するIOC委員らを激しく突き上げるという荒っぽいパフォーマンスを検討している模様だ。


チーム東京も,当初はこうしたパフォーマンスに対抗すべく「猪瀬都知事による雷おこしの早食い」パフォーマンスなどを検討していた模様だが,いまひとつビジュアル的にパッとしないことから,「原点に立ち返り,委員を惹き付ける開催プランで勝負するしかない」という議論に戻っている。

もう一つの日本の懸念は「レスリング」のオリンピック種目からの除外危機。
レスリングは,日本にとって多数のメダル獲得が期待できる「お家芸」だ。しかし,格闘技の原点と言われながら,小さな円形の競技フィールド内で,分かりづらい技により勝敗を決している,という印象のせいか,世界的な人気が低下,結果として現在の危機に瀕している。


このような状況を踏まえ,「東京開催」「レスリング維持」という二兎を追う切り札として発表されるのが「世界文化遺産・富士山々麓でのレスリング開催」だ。


先般,世界文化遺産に登録された富士山は,アジアを中心とする外国人観光客に人気の高いスポットだ。その山麓にある,広大な陸上自衛隊東富士演習場全体が,レスリング競技会場となる。
レスリング選手たちは,各階級ごとに,雄大大自然が広がる演習場内に一斉に放たれ,トーナメントではなくバトル・ロワイヤル方式により反則なし・完全フリースタイルで戦う。そして最後まで勝ち残った者に金メダルが与えられる,というルールだ。

演習場内に観客席が設けられるほか,ヘリコプターや戦車の車載カメラなどが捉える闘いの模様は,東京都内の各オリンピック会場に中継され,野性味あふれる真の格闘技の醍醐味をリアルタイムで楽しむことが出来るという。

だが,このレスリングの本当の見せ場はここからだ。
各階級で優勝し,金メダルを得た勝者たちは,そのまま近くにある「富士サファリパーク」に移送され,インドゾウ・ライオン・ヒグマ・アムールトラなどがたむろする「サファリゾーン」に放たれる。
数々の猛獣たちと闘い,最後に勝ち残った「地上最強の生物」たる者が,モンドセレクションの「最高金賞」にも匹敵する「最高金メダル」の栄光に輝くことになる。

最終プレゼンテーションでは「模擬試合」として,吉田沙保里選手とアメリカバイソンとの一騎打ちが披露されると噂されており,このところ都内では連日,稽古のため上野動物園に通う傷だらけの吉田選手の姿が目撃されている。


こうした努力が実を結び,東京開催+レスリング生き残りが実現するのかどうか,9月の決定日まで関係者は気を抜けない日々が続くことになりそうだ。