住友銀行で宇宙人捕獲(1999年)

注:このコーナーは,1998〜2005年の「日本警戒新聞」に掲載されたバックナンバーの一部を紹介するものです。記事内容については他の記事同様,相当多量の偽情報および今日の状況に合わない情報が含まれていますのでお気をつけください。




「地球上には人間になりすました宇宙人が沢山生活している」という説は、狂信的なUFO愛好家にしか相手にされない戯言として扱われてきたが、今回この説が真実であることが発覚、世界中に衝撃を与えている。


今回の事件の舞台となったのは日本の住友銀行。「行員の中に300名以上の宇宙人がいる」という内部告発文書が金融監督庁に寄せられたため、監督庁では緊急立入検査を実施、全行員の身体検査等を含む徹底調査を実施した。その結果、全行員中341名に宇宙人の疑いが残ったため、国立がんセンターと連携した精密検査を実施し、最終的に329名を宇宙人と断定、直ちに捕獲した。


これらの宇宙人はいずれも住友銀行に平成2年に入行しており、平均身長が4m近いことや、皮膚の色が時間とともに7色に変化することなどから行内では平成2年入行組を「異能集団」と評する声もあったという。


監督庁ではNASAとも連携して宇宙人の地球侵入の目的を徹底解明する方針だが、これまでの取り調べでは、宇宙人は住友銀行に侵入した動機を問われても「住友の自由かつ実力主義の行風にあこがれて」「金融ビッグバンの中で自分の実力を試したい」など、就職面接のような応答でかわされており、追及は難航しそうだ。


また、監督庁ではこれらの宇宙人を大量採用した際の人事部長であった大石時雄専務(59)に事情聴取を行ったが、「とにかく大量に採用することが先決問題だったため気づかなかった。申し訳ない」と陳謝している。


一方、気付かずに宇宙人の妻となっていた女性達は今後離婚して地球に残るか、夫とともに母星に強制送還されるかという難しい選択を迫られることになり、論議を呼びそうだ。