トランプ新大統領、まさかの「奇跡の歌声」

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米国大統領就任に伴うイベントで、ドナルド・トランプ新大統領自身が披露した「驚異の歌唱力」に世界が仰天している。



選挙における過激な発言等で、米国内の深刻な対立を顕在化させる等、就任前から様々な意味で注目されてきたトランプ氏。
その個性ゆえに、就任式への列席を拒否する議員が続出していたが、深刻だったのは就任祝賀コンサートの問題だ。打診を受けたミュージシャン全員が出演を拒否したため、このままでは祝賀コンサートが成立しないという事態に追い込まれつつあった。



そうしたなかで手を挙げたのが、ほかならぬトランプ氏自身。
ツイッターでも「誰も歌わない?やった!俺がたっぷり歌える」というコメントを流し、結局就任式の前日に開催される就任祝賀コンサートはトランプ氏自らによるワンマン・リサイタルとなることが確定した。



ミュージシャンの出演が無くなったことで、祝賀コンサートは空席が目立つ状態で始まった。

そうしたなか登場したのは、星条旗をモチーフにした派手な衣装に身を包んだトランプ氏だ。誰もが知るブルース・スプリングスティーン「Born in the U.S.A.」のイントロが流れ始めると、観客らは「え、トランプがこれ歌うの?」と半信半疑。
しかし、マイクを握ったトランプ氏の歌声に場内は騒然。
スプリングスティーンをはるかに上回るワイルドさと、スーザン・ボイルも脱帽の伸びやかさを兼ね備えたその歌声に、観客は我を忘れて熱狂。
この後トランプ氏が、ローリングストーンズ「Start me up」など3曲を披露したところで、興奮のあまり気を失い倒れる観客が相次いだため、コンサートは打ち切られた。


このコンサートの模様は全世界に生中継されていたため、各国とも騒然となった。
トランプ氏のツイッターには「歌って踊れる大統領万歳」「ぜひ自作のオリジナル曲を」等のコメントが殺到、世界中の芸能プロモーターがトランプ氏の歌手デビューに向けて激しいアプローチを開始している。
日本からはジャニーズ事務所が熱烈なオファーを出した模様で、「SMAPの後を埋められる空前絶後の逸材」「デビュー曲は『世界に一つだけの髪型』で決まりだ」(ジャニー喜多川氏)と、何としても獲得すべく動き始めているという。


このコンサート直後にCNNが実施した調査では、トランプ氏の支持率が前回の40%から72%に急上昇。驚異の歌声でアメリカ市民の心をわし掴みにしたことが、数字の面からも明らかになった。


もともと歌には自信を持っていたトランプ氏だが、ここまで世間が高く評価するのは想定外だった様子。
直近のツイートでは「もっと早く歌声を披露して歌手デビューしていれば、大統領なんかやらずに済んだかもしれないな」とコメント、ホワイトハウス関係者を慌てさせた。


今回の世間の反応を受けて、大統領補佐官ら側近は、「今後のメッセージは、歌に乗せてYoutubeで発信すべき」と進言、広報チームでは直近のYoutube大ブレイク事例として「ピコ太郎」の動画分析を真剣に行っている模様だ。


ちょっとしたハプニングで世界が大きく変わってしまう昨今、先行きに過度の予断を持つことなく、米国新政権の行方に注視が必要だ。