ディズニーランド,陸海空3部門を整備−自衛隊と全面提携へ(2000年)


注:このコーナーは,1998〜2005年の「日本警戒新聞」に掲載されたバックナンバーの一部を紹介するものです。記事内容については他の記事同様,相当多量の偽情報および今日の状況に合わない情報が含まれていますのでお気をつけください。


ディズニーランド,アンバサダーホテル,イクスピアリ,ディズニーシー等からなる東京ディズニーリゾートが,2001年秋のディズニーシーの開業後,2002年春を目途として新たな施設「東京ディズニーエア」を開業することを発表,陸・海・空三拍子揃った総合リゾートが誕生する。
東京ディズニーリゾート周辺空域は羽田空港の着陸進入路に当たるため,現在空域調整について運輸省と協議中であるが,これが終わり次第,超小型ヘリコプターの多用を核とした世界初の空中テーマパークが誕生する。
運営主体のオリエンタルランドでは,ディズニーシーやディズニーエア等,相次ぐ事業拡大に伴う工事費等の支出で当面の収支が厳しくなることから,様々な企業等と提携を積極的に進めていくこととしている。


現時点で確定しているのは,自衛隊との本格業務提携。テーマパークとして陸・海・空3部門が揃うことから,同じく陸・海・空3部門を持つ自衛隊との提携を決めたもの。具体的には,自衛隊がディズニーキャラクターを様々な場面で全面的に使用し,自衛隊がキャラクター使用料をオリエンタルランドに支払う内容となっている。
とりあえず自衛隊は名称を「ディズニー陸上自衛隊」「ディズニー海上自衛隊」「ディズニー航空自衛隊」に改称することを決定済みで,航空機・艦船・車両・倉庫・宿舎等に順次ディズニーキャラクターのペインティングを施していく。
また,自衛隊員の制服もディズニーキャラクターの着ぐるみに変更することを内定している。既に試行的に着ぐるみを着用している陸上自衛隊第9師団第39普通科連隊(青森県弘前市)では,先日発生したがけ崩れ現場にミッキーマウス姿の着ぐるみ隊員15名を派遣したが,一緒に作業に当たっている土木業者等から「ミッキーの顔を見ているとやる気が沸いてくる」と大好評。災害時の避難所警備等でも避難住民の心のケアに威力を発揮するものと思われ,今後の本格採用を期待する声が高まっている。
一方,韓国との間で領土権を巡り紛争となっている島根県沖の竹島に,19日韓国軍が上陸したとの報を受け,急遽陸上自衛隊西部方面隊も試行的にミッキーマウスの着ぐるみ部隊20名を警備のため現地に派遣したが,これを見た韓国軍に大笑いされるという事態も発生しており,「今後のPKO活動等も視野に入れた慎重な検討が必要」とする声も一部に出ている。


今回の本格提携を記念して,首相による次の観閲式はエレクトリカルパレード方式で行われることが内定しており,実弾による砲撃を交えた華麗で迫力あるパレードが見られそうだ。