安倍首相,なぜ「寿司」ばかり?−隠された真相

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国連総会出席等のためにニューヨークを訪れている首相・安倍晋三は24日,豪州首相・アボットとの会談場所として,マンハッタンの寿司店「寿司田」を選んだ。
今年4月,米大統領オバマ来日の際にも最初の夕食を銀座「すきやばし次郎」でともにしたことから,「安倍さんは寿司好きなのでは」と見る国民が多いが,事実は全く違う。
安倍が寿司での接待を選ぶのには,あまり人に言えない理由があった。(文中敬称略)


集団的自衛権をはじめ,自身の政治信念を半ば強引に貫き通す豪腕ぶりが目立つ安倍。
食事の面でもその傾向は全く変わらず,基本的には「自分流の食べ方を同席者にも押し付ける」ことが多いという。
その傾向が最も強く出るのが鍋料理。そう,安倍は歴代首相のなかでも最強の「鍋奉行として,周囲から恐れられているのだ。
そんな安倍は衆院に初当選した頃から,「自分が首相になったら,各国の首脳と大好きな鍋を囲むことで親交を深めていきたい」と周囲に漏らしていたという。

しかし,安倍の「鍋奉行ぶり」への周囲の評価は非常に厳しい。
地元である山口では,支援者との懇親会等で「あまりにしつこく食べ方を指図する」(地元関係者)ことに有力後援者が立腹,席を蹴って帰ってしまうという事態が何度となく発生している。


そうした経験があるにもかかわらず,第1次安倍政権(平成18〜19年)では,ベトナム首相との夕食会(18年10月)で「寄せ鍋」を饗したのを皮切りに,外国首脳の晩餐会や夕食会で,「しゃぶしゃぶ」「すき焼き」から「あんこう鍋」「もつ鍋」まで,合計24回も鍋料理を出したという。

しかし,日本料理に不慣れな外国首脳の食べ方に我慢が出来なくなり,これらの来賓に対して「ああ,まだそれ食べちゃだめだ」「そんなにポン酢をじゃぶじゃぶかけてどうするんだ」「ああ,せっかくの佐賀牛になんてことを」等々,激しい非難の言葉を浴びせた。
多くの来賓は不快な表情を浮かべつつも何とか我慢したが,普段は温厚なインドネシア大統領のユドヨノは「子供扱いするな」と激怒,あわや国交断絶かという事態にまで至ったという。

安倍がホストとならない外遊中ですら,鍋奉行の本性は隠せない。
4月29日にロシアを訪問した安倍は,大統領であるプーチン主催の午餐会に招かれた。ところが,出されたボルシチに,「こういうのは,熱々の鍋で食べるのが旨いんだ,こんな皿に入れると冷めてダメだ」とつい本音を漏らした。
これを聞いたプーチンは不快感を顕わにして「じゃあ食べなくて結構」と,安倍のボルシチを奪って自ら飲み干したという。
元外交官で評論家の佐藤優は,「今秋のプーチン訪日がもめている真の理由はウクライナ問題ではなく,このボルシチ事件のわだかまり」と見ている。


中国や韓国訪問の予定が全く立たないのも「中国で出される『火鍋』や,韓国で人気の『チゲ鍋』『タッカンマリ』などにちょっかいを出して国交関係が修復不能な事態に陥るのを避けるため」という見方があるほどだ。


このように,「鍋奉行」としての乱暴狼藉で外交問題を起こしかねない安倍が長期政権を維持するためには,トラブルにつながらない食事の設営が重要となる。
そのため,官房長官の菅が「出されたものをそのまま口に運ぶしかない『寿司』にしてください」と強く要請している,というのが,安倍の「寿司外交」の真の理由だ。


5月以降,寿司以外での夕食会を許されていない安倍は,菅に「そろそろ飽きたので,何か他の料理を認めてくれないか」と相談しているという。
しかし,食べ物に関して安倍への不信感をぬぐえない菅は「一口で食べられるカナッペとかピンチョスであれば,まあ認めないこともない」とそっけない。
安倍は「せめて串揚げとか串カツくらいは」と食い下がったものの,「ソース二度漬けをめぐって同席者と諍いを起こしそうだから駄目です」との菅の冷たい言葉にうなだれるばかりだ。


今後,安倍が食事の場所として寿司屋以外を選ぶようになれば,それは女房役である管との訣別を意味することになり,安倍政権の行方に黄信号が灯る。
新聞各紙の「首相動静」に毎日掲載される,安倍の飲食情報から当分,目が離せそうにない。